■2010/05/28-30 |
2010年5月28日、フランスのパリで行われたMANGAイベント『EPITANIME 2010』に参加しました。 ![]() 開場まで並んでいる様子。 このイベントは、パリにあるコンピュータ技術専門学校内で催された文化祭のようなもので、日本の漫画、アニメ、ゲーム、おもちゃ、ゴスロリファッション…などを扱った総合ファンイベントでした。 1994年から行われているそうです。 ![]() 校内と地下駐車場を会場にしています。 入場風景はこんな感じでした。 ![]() 入場者はこのようなリストバンドを身につけます。 これが入場チケットです。 イベントは28日の夕方から30日の明け方まで48時間以上ぶっとおして催されます。 その2日間は、28日午後の部、29日午前の部、29日午後の部、30日の午後の部、と言う具合に4パートに分けられていて、何パートいるかで入場料が変わります。 このリストバンドの色と数で何パート分入場料を支払ったかを確認できるシステムです。 ![]() 会場は大分して『イベントホール』『物販』『コミュニティルーム』の3種類のスペースが用意されています。 ![]() 『イベントホール』は野外の大ステージと、大視聴覚室、小視聴覚室が割り当てられ、タイムテーブルでカラオケ大会や演奏会、コスプレショー、ダンスパフォーマンス、未成年の主張(?)、クイズ大会…他、様々な催しが文字通り“昼夜を問わず”随時展開していきます。 ほぼ休憩無しです。 どうやらイベント中に、結婚のプロポーズをした人が現れたらしく、異常なほど盛り上がっていました。 ![]() おたくのビデオ上映会風景。 会場全体でOP曲熱唱中。 映像をお届けできないのが残念です。 ![]() 地下駐車場を広く利用した『物販』では、日本のキャラクターコンテンツを(主に漫画)を中心に売り買いがされています。 アメリカなど他国のキャラものもちらほら。 雰囲気はワンダーフェスティバルに近いかも。 ![]() 日本刀のレプリカやドルフィー人形、日本のお菓子なんかも売られています。 プロの業者から一般人のフリマみたいなものまでなんでもござれ。 売っているものも純正品から某国のパチモノまで多種多様でかなり混沌としています。 ![]() フランス語版『ひぐらしのなく頃に』。 竜騎士07さんから正式な認可を受けて翻訳、販売されているそうです。 ![]() 物販の1/3ほどのスペースを占める、いわゆる“同人即売会場”。 フランスでも同人によく似た文化があったらしく(FF7発売時頃に盛り上がったそうです。“同人”ではない、フランスでの独自の文化や呼び方があるそうですが調べそこないました;)、オリジナルや二次創作のイラスト本、マンガ、小説が売り買いされていました。 ![]() ただし、フランスでは日本みたいな同人誌印刷所がほいほいあるわけでもなく、大多数はコピー本です。 (注:同人とは関係なく“自費出版”というものはあります。またフランスの印刷技術は世界でもトップクラスです。念のため。) 商売っ気もほとんどなく、コミュニケイションの一手段として機能しているようでした。 そのためか、その場で直描きしたものを交換や売買い、マンガイラスト風似顔絵描きサービスなど、日本の即売会とは似て非なる独特の文化が育っている雰囲気です。 ![]() 会場で出会った『日本を知らない日本人』の皆さん。 全員中学生で、フランス生まれのフランス育ちです。 何人かは日本に“旅行”で行った事はあっても、みんな日本に住んだ事は一度もないそうです。 日本語は話せ、読み書きは出来ますが、基本的にフランスの学校でフランス人と一緒に勉強し、フランス人として生活しているそうな。 なんか不思議な対面でした。 余談ですが、一般参加者として『日本から来た日本人』には2日間通してひとりも出会いませんでした。 企業参加者では少しいました。 ![]() 『コミュニティルーム』。 全部で8箇所くらいあったのかな? ![]() マンガ好き、アニメ好き、コスプレ好き、カードゲームルーム、無電源ゲーム愛好会、TRPG…など、分野に分かれて教室を利用していました。 上の写真は無電源ゲーム愛好会。 ![]() 私が入り浸っていたのは『マンガ好き』グループ。 日本語が話せる方がいたので、その方を介してコミュニケイションが取れました。 ちなみに写真のはフランス語版漫画の描き方。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 年齢性別関係なく、いろんな人と絵を見せ合ったり、イラストの交換したり。 ![]() 上の写真は10代後半の子が描いている漫画。 フランス語(横文字)なので左綴じです。 ![]() 10歳の女の子が私の絵を模写してくれました。 この子は『ローゼンメイデン』の翠星石がお気に入りだそうです。 ![]() そして今回のイベントの目玉、 『いとうのいぢ先生のパリ講演会』風景。 今イベントのために先生をパリへ招待されたそうです。 主催者様、先生お疲れ様です。 ![]() 講演会は大盛況。 ただ一個人の感想を言わせてもらうと、講演の内容からのいぢ先生の来た意味合いが弱かった気がします。 先生が絵を描いて、何の絵を描いているかを当てるというクイズイベントがあったんですが、用意されたお題は「スパイダーマン」や「マリオ」、「マイケルジャクソン」など、のいぢ先生とは関係ないものばかり。 せっかくのいぢ先生を呼んだんだから、ハルヒやシャナのキャラをお題にすればいいのに… 「のいぢ先生が来た!」ではなく「日本のかわいい“漫画家”の女の子が来た!」という雰囲気を感じました。 後で公開された映像を見ると、編集されてるせいかそんなに違和感無いんですが…。 のこりは会場で撮ったコスプレ写真の中から、とくに印象の強いものをピックアップして掲示します。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() もともとヨーロッパにはハローウィンなどの仮装文化があったからなのか、とてもレベルが高いですね。 ポーズがしっかり練られている点や、長物を持てる所も好印象のポイントでしょう。 リンクなんて本物そのままですしね。 今回イベントでのトピックスは以下の通りです。 1.『初音ミク』、『東方』などのニコ動系文化が入荷された事(1年前はほとんどみられなかったそうです)。 2.東方に関しては、ちゃんと原作ゲームもプレイしている事。 3.フランスにも、一昔前から同人誌に近いファン活動があった事。 4.コミック(アメリカ文化)でもBD(ユーロ文化)でもなく、漫画作家(日本文化)をめざすフランス人の若者が増えてきている事。 5.既にプロとして、『漫画』を描いている作家がいる事。 以上、パリでのイベント風景でした。 2011年の3月26日にはオールジャンル同人誌即売会【コミックライブinパリ】 が催されるそうです。 興味のある方は参加されてみては? サークル参加も出来ますよ! 日本語の解説など、詳しくは公式HP (http://comiclive.jp/)を参照ください。 |
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