■2009/06/11 |
◆前回までのあらすじ デジカメが壊れました。 一応写真は取れるんですが、しぼりが開きっぱなしになるらしく、画像が白くなってしまいます。 特に外や明るい場所では、完全に真っ白に; なので移行の画像は非常に見辛い所もありますがご了承ください; 改めて6月11日の朝。 前回の日記でも書きましたが、ザルツブルクの旧市街の通りは鉄細工が見事です。 【M】の字がわかりにくいですが、マクドナルドの看板です。 こんなにおしゃれ。 これはコーヒーやさんだったかな? 2009年の6月11日は、オーストリアではキリスト教で大事な日のようです。 この日は祝日でどこのお店もしまっている所が多いです。 それもそのはず… ザルツブルク市民の大多数は、ドーム(大聖堂)に集合してミサに参加していたからです。 私もミサに紛れ込んで参加しました。 ミサは9:00から始まりました。 後方の大扉が開き、鳴り響く管楽器とオルガンの音。 あわせて子供達聖歌隊のコーラス。 そして大扉から行列が入場してきます。 女性はドレスを着飾り、男性は甲冑を着込んだ騎士の格好で旗を掲げて、ゆっくりと行進して入場。 その後ろに神父やシスターが続きます。 やがて特別に偉そうな大司教と思われる人が仰々しく登場。 大行列です。 とくに大司教らしい人が入場してからは、それに続くように周囲からもお坊さんや尼僧さんが列に混ざっていきます。 後方上部のオルガンがあるバルコニーには管弦楽団と聖歌隊が控えているらしく、適時そこから音楽が降り注いできます。 ミサは4時間近くぶっ続け。 途中トイレに行きたくなりましたが、ここはぐっと我慢です。 騎士の格好をした人も、旗を掲げたまま3時間以上微動だにしません。 すごい… 11:30頃に大きく鐘が打ち鳴らされて、ミサは終了。 ミサが終わった後、私は隣にいた人とおしゃべりをしていました。 その人はザルツブルクから20kmくらい離れた場所に住んでいるらしく、このミサのためだけにザルツブルクへ訪れたそうです。 人の流れに乗って一度ドームを退場し、そのあとドーム博物館へ行きました。 宝物や珍品が展示されていて、出口からは教会を見下ろすことができました。 大きな教会ですが、さっきまではここから溢れかえるくらい人がいたなんて驚きです。 オルガンのすぐ近くから。 先ほどまで弾かれていたオルガン。 博物館を出た後は『ザンクト・ペーター教会と墓地』へ。 この墓地は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』のラスト近くのシーンで、トラップ一家がナチスの手から逃れる際に隠れていた墓地です。 ここには岩盤をくりぬいてつくられた、初期キリスト教の教会『カタコンペ』があります。 このように今でも祭壇があります。 カタコンペから見える風景もきれいです。 そこからの景色をスケッチ。 『フランツェスカーナ教会』。 鉄細工の門が美しいです。 『コレーギエン教会』。 石造りで、堂々としています。 教会近くの広場にあった露店。 とても可愛らしいんですが、白く飛んでしまって残念…; ケーブルカーに乗って『ホーエンザルツブルク城』へ。 そこからみる景色は360度大パノラマ! 空気もきれいで、雲の流れが見えます。 向こうの空には雨雲があってそこだけ雨が降っていて、遠くの空には夕焼けが、その反対側から迫る月と夜空。 幻想的な風景を見られました。 お城から流れる巨大オルゴール。 城の内陣は、テーマ別に小分けされた博物館になっています。 中世ヨーロッパの暮らしを表したミニチュア模型。 古楽器。 拷問道具。 近世軍隊の突撃ラッパ。 章。 昔の通信設備(電話回線)模型。 お便所! 城の豪華な内装とともに、展示物を楽しみます。 別料金ですが、場内では人形劇も上演されているようです。 その操り人形も展示されていました。 悪魔の人形。 わーこわい。 城から見下ろした町並み。 うーんやっぱりとんじゃうなぁ…。 夜はそのお城でクラシックのコンサートも聴けました。 コンサートは22:00」まで。 すっかりまっくらです。 でも、町は治安がよさそうな雰囲気なので、すこしウインドウショッピングをしてみたり。 まっくらな通りですが、あのお店は夜中もしっかりやっています。 マクドナルド。 その日の晩御飯はセットを食べました。 1ユーロマックはザルツブルクにもあるのね。 夜道をゆっくり歩きながら帰りました。 |
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