■2009/06/10
ザルツブルク観光編



あーさー。
ここのYHも小学生が林間学校にでも使っているのか、子供が多いです。



朝ごはんモグモグ。



YH前ではなんか大規模工事を実施中でした。
何ぞ建てるのかしら?



ちなみにこれがYHの外観。
けっこう立派です。



さっそく旧市街散策へ。
多少の小雨と曇りを繰り返す天候です。
そこそこ寒いです。



小さな教会を見たり。



丘を登って、



街を見下ろしてみたり。



この教会は映画『サウンド・オブ・ミュージック』でマリアがはいっていた修道院のロケ地としても利用されていたもののようです。



中。明かりが無くて真っ暗。



丘を降りて、旧市街に出ます。



この今歩いている道も、映画でマリアが修道院からトラップ邸に向かう途中のロケ地に使われた道です。



飾り門とかが綺麗ですね。






この写真を最後に、
突然カメラの様子がおかしくなりました…



!?



!!?



!?!?!?



何を撮ってもシャッター音がせず、真っ白な世界になってしまう…


…どうやらカメラが故障してしまったようです。





室内はなんとかギリギリ撮れるみたい。
でも、変な縦縞が写りこんでしまいます。

うーん…絞りが故障してしまったのでしょうか…?



バスの中。
とっても長いバスで、中央にジョイントがあります。

…やはり、絞りが壊れたのか太陽光に対処できないようです。

…夕べのサンダルが壊れたのは、これの予兆だったのかしら…?



ともあれ、これ以降旅の終わりまで、外観の写真がパーになってしまいました…
不幸中の幸いか、不幸中の悪運か、なぜかビデオモードだけは無事に働いたので、外観はビデオを撮りながら旅を続けました。



こんな真っ白な写真が続きますが、お許しください;



道中小さな教会を覗きながら、道端で売っていたイチゴなんかを買って昼食に。



イチゴおいしいです。
けっこう甘い。



ミラベル宮殿(現市役所)は1818年に火災でほぼ全焼し、再建されたそうです。
唯一、写真の『大理石の間マルモアザール』だけは焼失を免れ、このホールに続く『天子の階段』とともに残りました。



これが『天子の階段』。
手の部分に天使像が飾られています。



どうやら今夜このホールでコンサートが催されるようです。
こいつは是非にも観るっきゃない!



メンヒスベルク(ホーエンザルツブルク城塞の構えられている小山)にはエレベーターを使って登ることができます。

崖を削ったなかなかかっこいいエレベーターなんですが…写真には真っ白です。
風景もこのありさま。



『おもちゃ博物館』。
子供のおもちゃに加え、木製や陶製のアンティークドールやドールハウス、工芸品なんかも展示されています。



古そうなカメラ。



かっこいい!



鉄道模型、本格的で細工も細かいです。
ちゃんと蒸気機関で動きます。
すごい!



くるみ割り人形。



仕掛け人形。



ドールハウスなど。



改めて思いますが、ヨーロッパの子供のおもちゃとは、日本やアメリカのキャラクターコンテンツグッズのような「子供のためのおもちゃ」ではなくて、「大人の生活の縮尺模型」って感じですね。

とてもしっかりできていますし、材質も本物と同じか、近いもので表現されています。



これは、オーストリアで一番有名なマスコットだそうです。
髪がボーボーで爪が長いのが特徴。
このマスコットを題材にした絵本も、たくさん種類があります。



クリスマス市の様子の模型。



売り物までディティールが行き届いています。



この『おもちゃ博物館』は、おもちゃだけでなく古楽器のコレクションも展示されています。



携帯用のポシェットバイオリンや、



細工の細かいオカリナなど。



ファゴットのような有名楽器から見たこともないような楽器まで、かなり多種類の古楽器が展示されていました。



これはバリトンかな?



博物館を出て、旧市街を散策します。
写真の通りは『ゲトライデカッセ』という、鉄細工の看板が大変見事な通りなのですが…例によって真っ白です;



教会の内部なんかはまだましに撮れるんだけどなぁ…;



道にあった人形屋さんもかわいいんだけどなぁ。
写真にはまともに写らないなぁ。



夕方、美術館内で催されたチェロとピアノのミニコンサートを鑑賞。
美術館が夕方閉館後、コンサートホールとして使われるなんて面白いですね。
曲と曲の間の小休憩には、飾られた絵画や彫刻も観る事ができて、一粒で二度おいしい!

さて、
チェロのコンサートも終わり、夜のミラベル宮殿で催されるコンサートの始まる時間まで、あたりをぶらぶらしていました。

すると、劇場の前で突然、大きな声で女性が歌いだしました。
身振り手振りも交えてオペラのように舞っています。

なんだろうと私は驚いていましたが、周囲の通行人は冷静で何事も無いように歩いています。

やがてひとしきり歌ったところでピタリと止まると、ちょうどタイミングよくその女性の前でタクシーが止まりました。
どうやらその女性はタクシーを呼んでいたようです。
たぶん…



そして手を振りながら女性はタクシーに乗り込んで行きました。
周囲からのささやかな拍手に送られて。

うーん…彼女はその劇場の歌手だったのでしょうか?
それとも一般人が感化されて歌いだしたのか?
はたまたザルツブルクのの名物おばさんだったのか?
それとも、ザルツブルクでは、通行人が突然歌いだすのは日常茶飯事なのか…

真相は次回(2009/06/11)の日記にて!



さあ、夜になりコンサートの開幕です!

内容は弦楽四重奏にプラス、フルートとピアノ。
モーツァルトの有名曲など2時間演奏というものでした。



演奏者と聴衆の距離が近く、良い演奏を聴けました。



夜の『天子の階段』。
雰囲気があります。



なんとかフラッシュは無事かな?
こんなかんじで22:00までザルツブルクの街中を楽しみ、ホテルへ戻りました。
ホテルのフリースペースでは『サウンド・オブ・ミュージック』が上映されていて、23:00まで観ていました。
何度見てもいいねあの映画は。

そしてシャワーを浴びて、23:30にはねました。

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