■2009/06/08

ウィーンYH。



相部屋の人がパブリックスペースいっぱいに洗濯物干すもんだから、怒って注意したら逆ギレされてそのまま喧嘩になりました。

そんな事も旅の醍醐味ですね。

ドミトリースタイルでの旅行を考えられている方は「こんなトラブルもあるんだよ注意してね」ってことを知っていただければ幸いです。



というわけで、6月8日の朝です。
食堂で朝ごはんを食べて、8:00には出発です。
小学生の団体が林間学校として利用していたのか、子供が多かったです。



2日連泊するので、荷物はYHに置いて手ぶらで観光。
思えば旅行最初のうちは余裕のない観光プランで、荷物全部持っての市街散策とかあほな事してました。



スーパーが開店していたので、そこでコーラやバナナ、トマトを買いました。
今日一日の食事です。



Uバーンで『シェーンブルン宮殿』近くまで移動。
駅から出て道の案内にしたがって歩きます。



周辺の風景はこんな感じ。



まだ宮殿の門が閉まっていたので、近くの教会を見て歩きました。
小さくても立派な内装の教会です。



まず最初に『シェーンブルン動物園』を観光。
開園と同時に入園しましたが、遠足に来た子供がいっぱいです。

この動物園は1752年に創設された、現存する世界最古のバロック式動物園らしいです。



この動物園の一番の人気者であろうパンダ。



よりかかりあう後姿がなんともかわいらしいです。



あとは白くまもかわいかった。



温室エリア。
ジャングルのような内装でとても広いです。



お、何かが足元をすごいスピードでかけていったぞ。



リスです。
とくに飼育されているわけではなく、シャーンブルン宮殿の庭(というよりも森)に住み着いている様子です。

近くにいた人がリスに木の実を与えていたので、それを分けてもらい私もリスに餌付けしてみました。



あ、よけられた。



と思ったら突然右側に回避運動!?



突き倒されて、餌だけ強奪されてしまいました。



もひもひ



動物園を後にし、目玉の『シェーンブルン宮殿』です。
余談ですが、上の写真のすぐそばに『庭園迷路』もあります。



チケット売り場。
すでにすごい人数の列ができていましたが、私は先ほどの動物園で『シェーンブルン宮殿』入場チケットセットの物を購入したので、並ばずに入場できました。



チケット売り場のすぐ近くでは、コンサートのチケットも販売されていました。
私もここで今夜のコンサートのチケットを購入。
はじめ68ユーロとか言われましたが、30分程度の交渉で半値以下まで落ちました。
当日券は値が落ちやすいようです。
それとも最初にふっかけられただけかな?



宮殿内は写真厳禁だったのでロビー待合室の繰り人形をパシャリ。
人形劇のコンサートも催されるようです。



噴水前を写真。
広いですね。



本殿から少し離れたところに『馬車の博物館』もあります。
豪華な装飾をされた馬車がたくさん展示されていました。

お昼ごはんにバナナやトマトをもひもひ。



原則宮殿の庭は公園になっているらしく、犬の散歩をされている方もいました。



結婚式の写真だけも宮殿で撮れるみたい。



敷地が広くて空も広いです。



本殿近くの『宮廷ベーカリー』。
詳しくはわかりませんでしたが、宮廷のパンケーキ工房のようです。
ここでウィーンの銘菓を試食できます。



リンゴパイ…かな?
ラム酒(と思われるもの)の味が濃いです。



調理の光景なんかも見学できました。



敷地内はとても広いので、移動用に馬車なんかも用意されています。



上の写真みたいにずーっと屋根もなく一本道が1kmくらい。



その1kmを歩くと、『パルメンハウス(大温室)』があります。
鉄骨とガラスの巨大建造物です。



なかはこんな感じ。



池があったり橋がかかってたり軽くジャングルです。



白や緑で塗装された鉄筋と植物のコントラストが美しいですね。



温室内に間仕切りがあり、一部屋ずつ温度や湿度を変えているようです。



『パルメンハウス』とは別の建物の温室。
おそらく新大陸の植物や動物をまとめたエリアです。



敷地内には巨大な庭園がテーマごとに小分けして整理されていますが、日本庭園のエリアもありました。



日本人の庭師が設計・監修して造園したようです。

日本庭園は囲われて、人が入れないようになっていて外から眺めた程度でしたが、概ね良好な状態で管理されていました。



丘を登り『グロリエッテ』に到着しました。



ここから登ってきた側を振り返ると、シェーンブルン宮殿をはじめウィーンの町並みが一望できます。



丘を降りてきて、あとはコンサートの時間までウィーンの旧市街(リンク内)をぶらぶらしました。

楽器工房なんかもありましたが、中に入るのも写真を撮るのも禁止。
『音楽館』というウィーンの音楽史をまとめた施設があってそこの見学でだいぶ時間をつぶせました。

日も傾き、20時に会場のシェーンブルン宮殿へ戻り、会場に入りました。



開演より早い時間からすでに、多く人が集まっていました。
日本人の団体旅行客らしい姿も見えました。

演奏は30人くらい。モーツァルトやヨハン・シュトラウスのポピュラーな曲が演奏され、その節々でオペラ曲やバレエダンスを挟む、ごちゃ混ぜなスタイルでした。
でも演奏のレベルは高く、何よりかなり近距離で演奏を観て聴く事ができ、アットホームな雰囲気で大変楽しめました。

アンコールも終わり、22:30にUバーンに乗ってYHへ帰りました。
深夜のUバーンもそんなに怖い雰囲気はありませんでした。

というよりもウィーンという街が、他の国の首都と比べて非常に清潔で治安も良く感じました。

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