■2009/06/03 |
ミラノ→ヴェネツィア |
朝7:30に起床です。 ちなみに泊まった部屋はこんな感じ。 一人部屋なので洗濯物も干せます。 地下鉄に乗って中心部まで移動。 ちなみに地下鉄の中はこんな感じ。 朝なので軽く通勤ラッシュです。 着きました。 ミラノの“ドゥオーモ”です。 “ドゥオーモ”の内部。 かなり広いです。 光を完全に吸っちゃっています。 オルガン。 おっきー。 日中のガッレリア。 日中だと大分雰囲気が違いますね。 道をぶらぶらと移動。 ショーウィンドウのディスプレイが綺麗です。 道にあった小さな教会。 中も小ぢんまりしていて可愛らしいです。 なんか遺跡っぽいものを目指しながら歩いていくと・・・ “サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会”に着きます。 中が半円球なめずらしい形の教会です。 教会の前には古代ローマ時代の列柱が並んでいます。 トンネルぬけて歩いていけば、 “サンテウストルジョ教会”があります。 残念ながら中には入れませんでした。 “ティチネーゼ門”をみて、道を折り返し“サンタンブロージョ聖堂”を目指します。 道を歩いていたら、良い雰囲気のお店を発見。 家具の修理をするお店だそうです。 お店はおじいちゃんの代から続けていて、今は兄弟で切り盛りをされているそうです。 “カトリック大学”。 お墓。 地下にかなり広くあります。 “サンタンブロージョ聖堂”。 “カトリック大学”の裏側にあるんですが、周りが工事中でまっさらになっていたので、驚くほど何も無いところにポツンと建っているような状態でした。 名物“黄金祭壇”。 まるで団積みになっているような建物。 名前がわからないけどなんか壁のフレスコ画がすごげな教会。 正面玄関がもろ民家みたいで入るのに躊躇しました。 ミラノの名物“最後の晩餐”。 偽物じゃないよ。 これだって立派な“最後の晩餐”。本物だよ。 入り口が狭かった割りに、内部は3つくらいの建物をぶち抜いて繋げているので、かなり広く感じます。 地下鉄内などあらゆるところでミュージックプレイヤーがいます。 突然乗り込んできて演奏をはじめ、4〜5駅くらい演奏すると下車していきます。 お昼ごはん。 サラダとお米。 お米はチャイナフード店で買ったので、炒飯てきなものを予想していたのですが、オリーブオイル風味たっぷりなサラダ的味付けでした・・・ 正直、かなり抵抗のある味です。 やっぱりヨーロッパの人にとってはお米ってサラダの具材のひとつという扱いなのかもしれませんね。 ミラノといえば“スフォルツァ城”。 これは正面じゃなくて、正面から向かって左側面です。 門をくぐったら広いです。 ひたすら広いです。 さらに内陣をぬけると・・・ “市立スフォルツァ城博物館”があります。 おそらく、イタリア国内最大級の規模と展示品数を誇る博物館だと思います。 日本語のガイドペーパーがあります。 展示は主に12のテーマ別にされています。 1.古代美術館 2.絵画館 3.20世紀美術コレクション 4.古代エジプト博物館 5.先史、有史初期時代博物館 6.装飾美術館 7.楽器博物館 8.アキッレ・ベルタレッリ印刷物コレクション 9.写真資料館 10.考古学・貨幣研究博物館 11.歴史資料館、トリブルツィオ家図書館 12.芸術図書館、ダ・ヴィンチ・コレクション 写真OK。 ただでさえだだっ広い上に観光客も少なめなので、ゆっくり閲覧できます。 私の感想だと、この博物館だけでイタリアの主流芸術デザインは大まかに全て学べます。 展示品を全部みたいなら、城の内部を全て巡回する事になるので、移動だけでも3時間は考えたほうが無難です。 ミケランジェロが死ぬ数日前まで制作していたと言う、未完の『ロンダニーニのピエタ』。 各建物接続部分は空中スロープなどを移動します。 インテリアのイメージスケッチ。 装飾の細部設計。 家具の展示。 家具は時代別に多数展示されているので、その時代の流行や生活スタイルが窺えます。 宗教美術品も充実の品揃え。 こちらも時代別に展示されているので、当時の手法の進化や文化の影響がはっきりわかります。 装飾の勉強にもってこいの場所ですね。 とにかく広い。 めがっさ広い。 微妙にインチキ臭い日本文化の資料スペースもありました。 正直展示内容は・・・アジアでひと括りにされている感があります; 博物館の中でも代表格の楽器博物館。 大間取りのギャラリー2部屋分、上下階にわたって数多くの楽器が展示されています。 ヴァイオリンのルーラーなど、展示品のアプローチも深いです。 珍しい、変な形の楽器もたくさん。 巨大な展示スペースに数多くの楽器が所狭しと展示されています。 イタリア・オーストリア・ドイツとこれまで周ってきた国々と比べても、最大規模の楽器博物館だと思います。 むしろ、これ以上の楽器博物館があるならドイツ博物館かゲルマン博物館くらいかと。 それ以外にもあるなら教えてほしいです。 さて、名残惜しいですがミラノを後にし、ヴェネツィアに向かいます。 ヴェネツィアというと海上の島々ってイメージがありますが、バスや鉄道でも移動できる海上道路があります。 てゆうか、ヴェネツィアのすぐ近くに工業コンビナートがあるのかよ!? ヴェネツィアの水質汚染の原因を垣間見た気がします・・・; まわりに小島がポツポツと見えてきました。 “ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅”到着。 インフォメーションセンターでヴァポレット(運河を行くボートの海上バス)の切符を購入。 この黄色いのがヴァポレット乗り場。 水は濁っていてぶっちゃけ臭いよ。 地下鉄やバスみたいに路線図があります。 これをみて、行きたい路線の番号のヴァポレットに乗ります。 ヴァポレットはこんな感じ。 なかはこんなん。 船の外側には人がたくさん乗っていますが、内部は空いています。 ゴンドラと擦れ違ったり。 ヴェネツィアの町の中は車の乗り入れが禁止。 なので物資の運搬や高速移動の手段は水上のみになります。 当然パトカーも、ついでに救急車や霊柩車なんかもボートなんです。 ヴァポレットに揺られて今日泊まるYHのある島を目指します。 途中みたゴンドラ停留所。 風景。 これは“アカデミア橋”。 運河を跨いでいます。 ヴァポレットは路線どおりにしか運行しないので、一部歩いて移動しながら目的の場所を目指します。 見えてきました。 YH“オステッロ・ヴェネツィア”です。 ジューデッカ島にあり、観光要所からはやや離れています。 なので喧騒から遠く落ち着いた雰囲気です。 周囲の雰囲気も、YHには珍しく治安が良さそうです。 ゆうぐれー。 YHの食堂はかなり込んでいます。 備え付けのPCも順番待ち状態。 おとなしく部屋に行き、シャワーを浴びてベットメイキングをしました。 夜遅く食堂に行くと、日本人の大学生を発見。 その人たちはドイツに留学中らしく、今は夏季休暇で観光にイタリアに訪れていたそうです。 せっかくなのでドイツの観光ポイントや交通状況など話を訊きました。 談話したあと部屋に戻り、明日の行動計画を立てて23:00に寝ました。 |
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