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■2009/06/01
サンタ・マンゲリータ・リグレ→ジェノヴァ


8:00に起床。
朝食をとってから、ホテルの周りを散歩しました。



おもちゃ屋さん。
テレビゲームのwiiなんかも扱っていました。



おそらくサンタ・マルゲリータ・リグレで一番大きな教会。



内装も有名な観光地の教会と負けないくらい豪華です。



八百屋さん。



スーパーマーケットの中。
基本的に肉も野菜も惣菜も量り売りです。



わんちゅん。



ホテルのチェックアウトを済ませ、行動範囲を広げます。
イタリアらしい暖色のカラフルな建物が並びます。



アクセサリーの屋台売り。



わんちゅーん。



昨日ポルトフィーノに行った船やチンクエレッテにも行く船などの案内。



新しい建物に挟まれて残る古そうなアーチ。



お花屋さん。
かなり広い温室です。



サンタ・マルゲリータ・リグレの市街から少し離れて、坂を上り郊外へ進んでいくと、目的地のひとつに近付いてきました。



セメタリー。
墓地群です。

一言に墓地と言っても、ここサンタ・マルゲリータ・リグレの墓地は生半可な規模ではありません。



地面に広がるのはもとより、周囲の小さな建物ひとつひとつが全てお墓です。



壁にまるでコインロッカーみたいな、お花が添えられているのも全部お墓。



室内もお墓。



野外もお墓。



超お墓。



こんなかんじにお墓が推定東京ドーム6個分くらい(それ以上?)の広さに、延々と設けられています。



この日は閉ざされていましたが、地下へ通じる階段もあります。
経験上、おそらく地下にも地上と同規模、もしくはそれ以上の墓地群があると考えられます。



その墓地群の周囲をぐるりと囲むように回廊が設けられ、もちろんそこも墓地として機能しています。
いったいどれだけの人間が埋葬されているんだ・・・?



ここまで大規模でしっかりした建物群だと、墓地と言うよりまさに“死者の町”といった空間です。



天子像など彫刻物も素晴らしいできです。



建築の面で見るなら、教会建築の見本市と呼べるくらい、様々な様式で立派な墓地が立ち並んでいます。
ひとつずつ観察するだけでも非常に勉強になります。



さて名残惜しいですが墓地群を離れて、細い階段を登っていきます。



基本的にヨーロッパの町は高いところに登れば、高級住宅街があるアッパータウンにたどり着きます
(↑この部分、後で大事な情報になるので覚えておいて下さい)

綺麗で、ここ本当に人が住んでいるのかよ?と疑問に思うような豪邸が立ち並んでいます。
とくに写真の建物は特別の名家で観光地になったらしく、公園になっていました。



公園から見た海。



気付いたら昨日訪れた庭園の近くだったようです。



映画のワンシーンにもなりそうな、正面テラス。



帰りはスロープを降りました。



イタリア海岸沿いの町名物な細道。
曲がりくねる階段と細道で立体迷路状態です。
上を見上げると洗濯物が旗のように干されています。



海に近付くにつれ、やっと道が広くなりました。



はい海岸線。
サンタ・マルゲリータ・リグレの散歩に満足したので、列車で次の町に向かいます。



トマト…うま…









はい到着。
フランス側リグーリア州はジェノヴァです。
ただし、ジェノヴァには国鉄の駅が“あっち駅”と“こっち駅”の2つあります。



自分が到着したのは“こっち駅”。
目的地には地図上、“こっち駅”も“あっち駅”もどちらの駅から行っても同じくらいの距離なので、「10kmなら別に歩いてでもいけるだろう」と軽い気分で“こっち駅”から目的地に向かって出発しました。

(この軽率な行動が、後にとんでもない大問題に繋がるのだった・・・)



駅の周りはさすがに、比較的新しい建物が目立ちます。



それでも、建物の高さや色合いが統一されているので、景観を損ねていません。



こんな大都市にも…



突然街中に緑の多い公園が出現するから、ヨーロッパの街並みは不思議です。
こっちが自然なのかもしれませんが…



公園内の階段の手摺りなどはコンクリート造ですが、雰囲気に調和するようなデザインになっています。



公園の一番高い所から見下ろした街並み。
遠くには海岸も少し見えます。
空気が澄んでいて遠くも良く見えます。



駅から目的地に向かってはずっと坂道、ふと手摺り越しに下を見ると大きなアーチが見えました。



歩行者は主に階段やスロープを登って進むのですが、この階段などが非常に複雑に立体的に入り組んでいて、まるで空中迷路状態、選んだ階段によって最後にたどり着く道も変わってしまいます。



とにかく階段を登る登る。
登りきって振り向いた景色がこれです。
ここが今立っている道の0高さなんですから、物凄い高低差です。



しかし振り向き前を見ればまだまだ登りの坂道、段積みに続く建物、そして…



また行き止まりと階段・・・



ここまで来てやっと地形が理解できてきました。
目的地までの道はずっと登り坂。
おまけに途中でかなり急激な登り階段が、何回か待ち受けているのです。
直線距離で測り、移動手段を安易に徒歩の選択をしてしまったのが運のつきでした。
単純な地図では高低差なんて知る術がありませんからね;

それでも、登り続ければいつかは目的地に辿りつくさと進みました。



たまに振り返ってみる景色もなかなかいいものでしたから。
うひょー海岸線がもうあんなに遠くだー。

・・・なんてポジティブシンキングで登り進んだ先に・・・



行き止まり。


・・・個人の私有地にたどり着いてしまいました。

基本的にヨーロッパの町は高いところに登れば、高級住宅街があるアッパータウンにたどり着きます
ジェノヴァも例外ではなく、高いところは個人が道ごと私有地にして通行禁止になっていました。
ちきしょう…地図上では進めるのに…



仕方なく、今まで進んできた道を、分かれ道まで戻ります…

改めて一本、更にもう一本右へ道を外し、のぼり進みました。
こんどは大丈夫だろう。



ちきしょう!
また行き止まりかよ!!





基本的にヨーロッパの町は高いところに登れば、高級住宅街があるアッパータウンにたどり着きます

なんか、自分の持っている地図の道全てが私有地になって行き止まりのような不安に駆られてきました・・・



こうして行き止まりの度に着た道を逆行しては迂回していった結果、ついには町から外れて山の中に来てしまいました。



山道から迂回。
これなら私有地で行き止まりなんて事もあるまい…



もうずいぶん登ってきたなぁ−。



それでもずんずん山道を登ってきます。
すると・・・



なんかへんちくりんな建物が見えてきました。



なんとケーブルカー乗り場です。
ここに来て分かったのですが、このケーブルカーは“あっち駅”(自分が到着したのは逆の駅)の近くから出ているものでした。

だーもう!
今までの苦労はなんだったんだ!

とはいえ、目的地もそろそろ近いはず。
せっかくなので近くにいたランニングマンとランニングウーマンに道を訊きました。
そしたら地図まで書いてくださり、非常に助かりました。
(この先えらい道が細かく枝別れしていました;訊いていなかったらどうなっていたか)



道を進むと城壁が見えてきました。
昔、関所として機能していただろう建物は、今はカフェに利用されていました。



この道、実は城壁の上に築かれています。



側面から見るとこんな感じ。
行く先に要塞が見えてきました。



ついに…道の舗装までなくなってきました・・・



ひぃっ! 馬!?

手綱も轡もつけていない、近くに飼い主も見当たらない馬が突然道に現れました。
かなり狭い道での擦れ違い。
蹴り殺されるんじゃないかとドキドキ。

・・・一体なんだったんでしょうかあの馬は。
放し飼いでもされていたんでしょうか・・・



馬もすり抜け、道は本格的に山道です。

今まで10km近い道を荷物担いで登り、階段を登り、行き止まりに阻まれ迂回を続け、そろそろ体力も精神的にも限界が近いです・・・



限界に近い状態での登山。



スポンジ・ボブのらくがき?



あ、あれ?
目的の要塞から離れていっちゃってるぞ?



道は下り坂になってしまいました。

このまま進み続けても仕方なさそうなので、
来た道を引き返すことにします…



いやー。
ずいぶん登ってきたもんだなぁ・・・



あ!
野生のヤギ発見!

たぶん放し飼いですが。

しかし・・・このヤギを目で追っていて、登ってきた時には気付かなかった道を発見しました!



非常に細くて、岩も多く急な道。
でも、この道は確実に要塞へ続く道です!



もう足腰は限界。
荷物は木の根にチェーンで括りつけて置いて行きます。



や、やっと辿りついたぁ!



この要塞は完全に廃墟になっていて、天井がなかったり建物内部にまで植物が侵入していました。
この廃墟感がたまらなく素敵です。
ただし、大部分は変電所として利用されているらしく、入り口も石積みされていて入れませんでした。



それでも廃墟となった要塞を探検できて大満足でした。



しかし、ここにたどり着くまであまりに長い時間をかけすぎました。
まもなく日も沈みそうなので、急いで下山です。



本当にこれは道なのか?



ある程度山を下ると、すぐ近くにYHがあります。
日が沈みきる前にここまでこれてよかった!

なんて、余裕をこいていると・・・



ぎょっ!?



流石は山道です。
まさかイノシシに出くわすとは思いませんでした。
しかもこのイノシシなんと・・・




仲間を呼んで追っかけてきやがった!

戦士が・・・戦士が黄泉の国から還って来たぞ・・・!
オッコトヌシ様、怒りを静めて!!

鯖夢はかなりビビリながら、デジカメでフラッシュを何度も焚き、なんとか逃げ遂せました。
本物のイノシシなんかと対面したら、恐いものなんですね;
かわいい、あたまなでなでなんてやってられません。



命からがらYH入り口前に到着。



ジェノヴァのYHは他のYHと比べても機能的で綺麗です。
ちゃんと動く(ここ重要)エレベーターもあるよ。



ベットも清潔です。



部屋の窓から見た海岸の夜景。
綺麗ねー。



夕食にサンドイッチをかじって、シャワーを浴びて寝ました。
おつかれさまー。

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